結 婚 式
聖書において「結婚」とは、神みずからが定め、祝福してくださっているとても大切なものです。もちろん誰しもが結婚の大切さを心にしていることと思いますが、同時に、聖書ほど結婚というものを重んじ、祝福しているものは他にないのではないかとも思います。
聖書は、神の愛と隣人への愛を語りますが、同時に、私たちの「愛」の不十分さやその労苦についても記しています。決して完全ではない私たちの愛を、神の大きな愛によって支えていただくこと。そして、二人を「出会わせてくださった」神の前で、愛を誓うこと。結婚というものを真剣に、大切に思えば思うほど、このことがどうしても欠かせないのではないかと私たちは考えています。
もしお二人が、教会の結婚式に込められた思いを共有してくださり、本物の教会での挙式を心から望んでおられるのであれば、私たちはその尊い思いを受けとめて心から歓迎させていただきます。たとえお二人が今クリスチャンではなくとも。
まずは「お問い合わせ」からお気軽にご相談ください。教会をご見学いただくこともできます。
教会での挙式を準備するにあたって一番大切なことは、お二人が一緒に教会の礼拝にご出席していただくことです。可能な限り予定を調節していただいて、ぜひ礼拝においでください。
その上で、牧師との打ち合わせと、結婚についての聖書の教えをご一緒に確認するときを数回持たせていただきます。ホテルのチャペルではこのようなことはしないし、求められないと思います。もし、このようなことをお受けとめいただけますなら、心を込めて式を執り行わせていただきます。
葬 儀
もしかしたらキリスト教の葬儀はなじみの薄いものかもしれません。けれども、ご参列くださった方々からは、その祝福に満ちた、あたたかい祈りと賛美の歌声のあふれる葬儀に深く慰められ、励まされたとのお声を頂戴することも度々ございます。
愛する人の葬りを、また自分自身の最後を、どのようにするかーこれは誰にとっても切実なことではないかと思います。
私たちの教会では、信者の方でなくとも葬儀をお引き受けする用意がございます。もしまだ死への備えの期間が残されているようでしたら、ぜひ教会の礼拝にお越しください。永遠に変わらない聖書の言葉をお聞きください。病床の方であれば、是非牧師を枕辺にお招きください。死への備えをいたしましょう。
しかし死は急なことでもあります。この場合は、教会の状況や牧師のスケジュールによってはお受けできない可能性もございます。まずはご連絡ください。できるかぎりの対応を検討させていただきます。
葬儀にご参列される方へ
服装について
日本の一般的な葬儀の場合と同様とお考えくださってよろしいかと思います。特別な決まりなどはございません。
「香典」の表書き
明確な決まりはございませんが「お花料」と記すのが一般的です。お急ぎの方は、コンビニなどでも「お花料」と印刷されたものが売っています。
お花などを送りたい
花束や、二段ほどのスタンド供花が一般的です。教会の礼拝堂での葬儀の場合には、レイアウトの関係上できればご相談ください。手配については、ご自身でしていただく場合が多いです。
弔電
教会あてに、開式前までにお送りください。故人がクリスチャンである場合は、一般的に用いられるような「ご冥福を」という文言は避けてあげるのがよいでしょう。「平安をお祈りします」という言葉などはいかがでしょうか。
駐車場
当教会敷地内に最大10台程度は駐車可能ですが、お体の弱い方や障害者の方を優先させていただきます。
焼香
キリスト教葬儀にお焼香はございません。葬儀も「礼拝」のかたちを踏襲します。式の中心は聖書にしるされた神の言葉を聞くことですが、開式から閉式までのすべての式次第に大切な意味が込められています。ぜひ開式のお時間に間に合うようにおいでください。
納骨
家族の墓地、または当教会の共同納骨堂に納骨します。ご相談ください。
葬儀の後のこと
いついつに、何回、このような供養をしなければならない、という決まりは一切ございません。ただ、故人をしのびつつ、その歩みを記念し、遺された人たちに神の守りを祈るときを持つことは大切なことであると思います。例えば「一年後」や、最初のお盆の時期(お盆はキリスト教とは関係ありませんが、夏休み期間だと集まりやすいかもしれません)などに合わせて「記念会」を実施してみてはどうでしょうか。
その他、何かご不明な点などがございましたら遠慮なくお問い合わせください。